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Chromeのスクロールが固まるのはなぜ?5つの原因と対策

Chromeを使っていると、スクロールが突然カクカクしたり、完全に固まって動かなくなったりした経験はありませんか?

本記事では、「Chrome スクロール 固まる」問題の代表的な5つの原因とその対処法を、PC初心者でも実践できる形で解説します。

サクッと読んで、あなたのChromeを快適に動かしましょう!

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🟦 Chromeのスクロールが固まる5つの主な原因とは?

Chromeを使っていて、「ページをスクロールしようとしても固まって動かない」「カクカクしてまともに読めない」といった現象に悩んだことはありませんか?
こうした症状には、いくつかの原因があります。ここでは、特に多い5つの原因をわかりやすく解説します。


🟢 拡張機能(Extension)の不具合

Chromeには、広告ブロックや翻訳など便利な「拡張機能(エクステンション)」を追加できます。
しかし、これらの拡張機能が古くなっていたり、他の機能と競合していたりすると、Chromeの動作が不安定になることがあります。

とくに、ページ内容を書き換える系の拡張機能(広告ブロッカー、読みやすくする系など)は、スクロールに干渉してしまうケースがあります。

✅ ワンポイント
シークレットウィンドウ(拡張機能なしで開ける)で同じページを開いてみて、問題が出ない場合は、拡張機能が原因の可能性が高いです。


🟢 キャッシュやCookieの蓄積

Chromeは、Webページを早く表示するために「キャッシュ」や「Cookie」といったデータを一時的に保存しています。
ですが、これらが長期間たまってしまうと、Chromeが処理しきれず、ページの表示やスクロールが重くなることがあります。

特に「同じページだけ固まる」ようなときは、古いキャッシュが影響している可能性が高いです。

✅ ワンポイント
定期的に「履歴」や「キャッシュの削除」をすることで、動作が軽くなることがあります。


🟢 ハードウェアアクセラレーションの暴走

「ハードウェアアクセラレーション」というのは、ChromeがパソコンのGPU(グラフィックスチップ)を使って画面描画を高速化する機能です。
一見便利ですが、パソコンによってはこの機能が逆に不安定さを引き起こすことがあります。

たとえば、

  • スクロール中に一瞬画面が止まる
  • 動画を再生中にカクつく

といった場合、この機能をオフにするだけで改善するケースがあります。

✅ ワンポイント
設定画面から「ハードウェアアクセラレーションを使用する」のチェックを外すと無効にできます。


🟢 バックグラウンドアプリやメモリ不足

複数のタブを同時に開いたり、ほかのアプリ(Excelやゲームなど)を同時に使っていたりすると、パソコンのメモリ(作業スペース)が足りなくなってChromeの動きが重くなることがあります。

特に、メモリが少ないノートパソコンや古いPCでは起こりやすい現象です。

✅ ワンポイント
他のアプリを閉じたり、Chromeタブを減らすだけでも効果的です。メモリ使用量をタスクマネージャーで確認すると原因が見えることもあります。


🟢 Chromeのバージョンが古い

意外と多いのが、「Chromeを長い間アップデートしていない」ことが原因のケースです。
古いバージョンでは、すでに修正されている不具合(バグ)が残っていて、スクロールが固まることがあります。

Chromeは通常自動更新されますが、設定を変えていると更新されていない場合もあります。

✅ ワンポイント
Chrome右上の「︙」→「設定」→「Chromeについて」で、自動更新の状態を確認・実行できます。


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🟦 スクロール固まりを直すための対処法5選

原因がわかったところで、ここからは「Chromeのスクロールが固まる現象を解決する具体的な方法」を5つ紹介します。
すべて、専門知識がなくてもできる内容なので、ぜひ順番に試してみてください。

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🟢 拡張機能を一時的に無効化する

Chromeの拡張機能が原因である可能性がある場合、まずは一時的にすべて無効にしてみましょう。

手順:

  1. Chrome右上の「︙」→「拡張機能」→「拡張機能を管理」
  2. 一覧が出たら、すべてのスイッチをオフにする
  3. ページを再読み込みして、スクロールの状態を確認

✅ 補足:シークレットウィンドウでは拡張機能が基本的に無効になるため、そこで試して動作が軽ければ、拡張機能が原因と判断できます。


🟢 Chromeのキャッシュ・Cookieを削除

不要なキャッシュやCookieがたまりすぎると、動作に支障が出ます。
Chromeをスッキリさせることで、スクロールの問題も解消される場合があります。

手順:

  1. 「Ctrl + Shift + Delete」(Macは「⌘ + Shift + Delete」)を押す
  2. 「全期間」を選ぶ
  3. 「キャッシュされた画像とファイル」「Cookieとその他のサイトデータ」にチェックを入れる
  4. 「データを削除」をクリック

⚠️ ログイン状態が解除されるサイトもあるので注意!


🟢 ハードウェアアクセラレーションを無効にする

この設定が有効なままだと、Chromeの描画が逆に不安定になることがあります。

手順:

  1. Chromeのアドレスバーに chrome://settings/system と入力してEnter
  2. 「ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」のスイッチをオフ
  3. Chromeを再起動

✅ 効果をすぐに感じられるケースも多いです。


🟢 PCの再起動&メモリ使用量の確認

Chromeの問題かと思いきや、PC全体の動作が重くなっていることが原因の場合もあります。
まずはシンプルに「再起動」してみましょう。

さらに、以下の方法でメモリを確認できます。

手順(Windows):

  1. 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開く
  2. メモリ使用率が80%以上なら、常駐ソフトや起動中アプリを終了して整理

🟢 Chromeを最新版に更新する

Chromeの古いバージョンには、既に修正された不具合が残っていることがあります。
最新版にアップデートするだけで、動作が安定するケースも多いです。

手順:

  1. Chrome右上の「︙」→「ヘルプ」→「Chromeについて」
  2. 自動でアップデートが始まり、完了後に「再起動」ボタンが表示される
  3. 再起動してから動作を確認

✅ アップデートは自動ですが、手動チェックで取りこぼしを防げます。


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🟦 まとめ:原因に合わせて、1つずつ試してみよう

Chromeのスクロールが固まる原因は1つではありません。
拡張機能・設定・PCの状態など、複数の要因が重なって起きている場合もあります。

この記事で紹介した方法を1つずつ試すことで、多くのケースで改善が見込めます。
もしそれでも直らない場合は、「別のブラウザを使う」「OSレベルの確認(ドライバ等)」などの手段も視野に入れてみてください。

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