「AliExpressで買い物してみたいけど、支払いって安全?」「クレジットカードやPayPalは使えるの?」
そんな不安を感じていませんか?
本記事では、実例スクショ付きでAliExpressで使える支払い方法の全一覧と、安全に利用するためのコツを初心者にもわかりやすく解説します。
2025年最新版の支払い事情や、実際に使ってわかった注意点も網羅しているので、ぜひ参考にしてください。
すぐに支払方法が見たい人は目次の「5. 安全に買い物したい初心者におすすめの支払い方法は?」で飛んでください。

1. アリエクでは詳細に荷物追跡が出来て、意外と安心
AliExpressでの海外通販というと、「荷物がちゃんと届くのか不安…」「発送後は連絡がないのでは?」と心配する人も多いかもしれません。しかし実際には、荷物追跡が非常に詳細で、予想以上に安心感があるというのが筆者の実体験です。
以下は、実際にAliExpressで購入した商品の配送履歴です。

📦【実際の配送追跡ログ(2025年3月4日注文)】
日付(日本時間) | ステータス内容 |
---|---|
3月4日 23:24 | ご注文を承りました/商品準備中 |
3月6日 12:14 | 国際配送会社が荷物を受け取りました |
3月9日 00:55 | 仕分けセンターから搬出 |
3月9日 17:20 | 空港に到着・転送待ち |
3月11日 13:15 | フライト待ち → 出国処理完了 |
3月14日 14:13 | 日本の空港に到着 |
3月15日 11:33 | 地域配送業者の施設に到着 |
3月19日 05:31 | 税関による検査開始 |
3月20日 01:59 | 通関完了・配送業者への引き渡し待ち |
3月24日 11:31 | 配達完了(配送済み)到着まで20日 |
🔍 AliExpressの追跡ページでは、これらの情報がすべて時系列で一覧表示され、スマホアプリやPCからいつでも確認可能です。
なぜ安心なのか?ポイント3つ
✅ 1. ステータス更新が頻繁でリアルタイムに近い
国際便でも1〜2日ごとに状況が反映され、通関や国内配送の進捗まで確認できます。
✅ 2. 日本語訳つきの表示でわかりやすい
AliExpressの表示は自動で日本語に訳されているため、英語が苦手でも安心して確認できます。
✅ 3. 配達完了後でも「未着」の申告が可能
仮に「配達済み」と表示されていても、まだ荷物を受け取っていない場合には、「お荷物を見つけるお手伝い」ボタンから調査依頼が可能です。
荷物の不安を「見える化」してくれるのがAliExpressの強み
海外通販では、「今どこにあるか分からない」ことが最大の不安要素ですが、AliExpressではこの点をしっかりカバー。発送から通関、配達完了まで可視化されており、「届くか不安」という心配がかなり軽減される仕組みになっています。
初めての利用でも、少額の買い物から試してみれば、想像以上にしっかり管理されていることに驚くはずです。
2. AliExpressとは?支払い前に知っておきたい基本
AliExpress(アリエクスプレス)は、中国の大手IT企業「アリババグループ」が運営する世界最大級のオンラインマーケットプレイスです。ファッション・家電・雑貨・美容・ガジェットなど、何百万点もの商品が販売されており、日本からも多くのユーザーが利用しています。
とにかく価格が安いのが最大の特徴で、日本で買えば数千円の商品が数百円で手に入ることも珍しくありません。しかも送料無料の出品も多く、コスト重視のユーザーには大変魅力的なサービスです。
■ 個人情報の取り扱いには注意が必要
ただし、AliExpressは「海外のECサイト」であり、出店しているのは中国を中心とした個人・法人の出品者たちです。Amazonのような「サイト運営者=販売者」ではないため、セキュリティ面や取引の信頼性に注意が必要です。
支払いの際には、クレジットカード番号や氏名、住所、電話番号などの個人情報を入力する必要があるため、「このサイト、ちゃんと安全なの?」「悪用されない?」と不安に思う方も多いでしょう。
そのため、次章では「現在利用できる支払い方法」と「安全性が高い決済手段の選び方」について詳しく解説していきます。
3. 【一覧表】AliExpressで使える支払い方法(2025年最新版)
2025年5月現在、AliExpressでは以下のような支払い方法が利用可能です。公式には様々な支払い手段に対応していますが、購入するショップや国籍設定によって選択できないこともあるため注意が必要です。
■ 支払い方法一覧表(日本ユーザー向け)
支払い方法 | 利用可否 | 特徴・備考 |
---|---|---|
クレジットカード | ◎ | Visa、Mastercard、JCB(一部店舗では非対応) |
デビットカード | ◎ | 銀行口座と直結。使いすぎ防止には便利。 |
プリペイドカード | ◯ | バンドルカードやKyashなど。少額利用に最適。 |
PayPal(ペイパル) | ◎ | 情報を直接サイトに渡さず決済。購入者保護あり。 |
コンビニ決済 | △ | ファミリーマート対応(手数料約150円)。返金がやや複雑。 |
Apple Pay | ◯ | iPhoneユーザー向け。Visaなど対応カードが必要。 |
Google Pay | △ | Android端末向け。設定によっては使えない場合あり。 |
電信送金 | × | 法人向け手段。個人利用には不向き。 |
※「PayPay」「楽天Pay」など、日本のスマホ決済系サービスは基本的に非対応です。
🔍 補足:日本で主流のJCBは使えないことも
AliExpressではJCBカードが使える場合もありますが、全店舗対応ではありません。一部セラーではJCB非対応だったり、決済時にエラーが出るケースも報告されています。確実性を重視するなら、VisaまたはMastercardを用意するのが安心です。
このように、支払い方法にはいくつかの選択肢がありますが、安全性や利便性、返金対応のしやすさなどを考えると、初心者には「PayPal」や「プリペイドカード」からの利用がおすすめです。
次の章では、初心者に特におすすめの支払い方法と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
4. クレジットカードは危険?悪用される可能性と事例
AliExpressでは多くのユーザーがクレジットカードを使って商品を購入しています。しかし、海外サイトでのカード利用には**「情報流出」や「不正利用」のリスク**がつきものです。
■ 実際にあった報告事例
- 購入後、数日して海外の不審な請求がカードに発生
- AliExpress以外のECサイトでカード情報が使われた
- カード番号と有効期限が盗まれ、複数サイトで決済された
これらはすべて、「AliExpressのセキュリティが絶対に脆弱」というわけではありません。出品者(セラー)の中には悪質な業者も存在し、取引を通じて情報が抜き取られる可能性もあるのです。
■ クレカ決済は便利だが「慎重に」
もちろん、AliExpress自体はAlipay(アリペイ)という決済システムを採用しており、支払い情報は一元的に管理されています。信頼性が全くないということではありません。
ただし、万が一のことを考えると、
- 利用後は必ずカード明細を確認する
- 不審な請求があればすぐにカード会社に連絡する
- 利用を控えたい人は代替手段を選ぶ
といった自己防衛が重要です。
5. 安全に買い物したい初心者におすすめの支払い方法は?
個人情報のリスクを最小限に抑えたいなら、以下のような「安全性の高い支払い方法」を検討することをおすすめします。
最強に安全な方法は、下記の1と2の合わせ技。PayPal+バンドルカードが最強といわれています。

✅ 1位:PayPal(ペイパル)決済
最も安全性が高い方法の一つ。カード番号などの支払い情報はAliExpress側に渡らず、PayPal側だけで管理されるため安心です。
- メリット:情報非開示・返金保証制度あり
- デメリット:PayPalアカウントの作成が必要
✅ 2位:バーチャルカード(プリペイド型)
バンドルカードやKyashなどの「使い切り型」「チャージ型」のカードを使う方法です。クレジットカード番号を直接登録しないため、仮に情報漏洩しても被害は限定的。
- メリット:少額だけチャージして使える/管理しやすい
- デメリット:チャージ手数料が発生する場合あり
✅ 3位:デビットカード
銀行口座から即時引き落としされるタイプのカード。基本的にはクレカと同じ使い方ができますが、使いすぎを防げるという意味で初心者には安心です。
- メリット:使いすぎ防止/明細管理しやすい
- デメリット:不正利用時の補償がクレカより弱いことも
6. 情報流出・トラブルを防ぐためのAliExpress利用のコツ
AliExpressを安全に使うには、支払い方法の選び方だけでなく、日々の使い方や確認手順も大切です。以下に、トラブル防止のためのポイントをまとめました。
✔️ 信頼できる出品者を選ぶ
- 「4.8以上の高評価」「レビュー多数」「実績あり」のセラーを選ぶ
- 写真が粗雑な商品やレビュー数ゼロの商品は避ける
- セラーの返信対応も評価の目安に
✔️ 定期的にカード明細・取引履歴を確認する
- 月に1回はカード会社の明細をチェック
- 不審な請求があれば、即時にカード停止+再発行手続きを
✔️ 住所・電話番号の登録内容も見直す
- AliExpressのアカウント情報に「正確すぎる個人情報」は避ける
例:フル番地+部屋番号+携帯番号フル桁での登録は、最小限に - 「番地の一部をローマ字+漢数字でぼかす」などのテクニックも有効
✔️ 不安な場合は少額から試す
- 最初は1,000円以下のガジェットや小物から始めて、配送やトラブル対応を確認
- 高額商品は信頼が確立してから
アリエクのアカウントが不安な場合は下記の記事も参考にしてください。
7. トラブルが起きた時の返金・サポート対応は?
AliExpressでは、トラブルが発生した場合に備えた「購入者保護制度(Buyer Protection)」が整備されています。しかし、日本のECサイトと比べると、その対応はやや複雑かつ英語対応が中心で、ハードルを感じるユーザーも多いようです。
■ 主な返金対応のケース
- 商品が届かない → 返金対象(追跡番号の期限や日数制限あり)
- 商品が破損・不良品 → 写真付きで「Dispute(紛争)」を申請
- 商品が説明と異なる → 証拠提出で返金交渉可能
■ 実際の対応プロセス
- Dispute(紛争)を起こすボタンを押す
- 出品者とチャット or 提案の受諾/拒否(英語が基本)
- 合意できなければ、AliExpress側が最終判断
- 返金が承認されると、登録済の決済方法に返金処理(7〜15営業日)
■ 注意点
- 開封動画や写真を撮っておくことが有効
- 購入後の「受け取り確認ボタン」を押す前が交渉のチャンス
- 返金金額が「送料を除いた一部のみ」になるケースもある
返金制度は存在するものの、「やや面倒」「語学力が必要」「すべて返金されるとは限らない」といった点から、日本の感覚とは違うと覚えておく必要があります。
8. 日本ユーザーの口コミと評価から見える課題点
AliExpressを利用する日本人ユーザーの口コミには、「安くて便利」という声と、「不安がある」「トラブルが多い」という声の両方が見られます。
✅ 良い評価(一部抜粋)
- 「100円ショップより安いのに、意外と品質が良かった」
- 「スマホ周辺機器がAmazonより安く手に入る」
- 「発送は遅いが、気長に待てばコスパ抜群」
❌ 悪い評価(一部抜粋)
- 「勝手にキャンセルされた上に返金が遅れた」
- 「住所を正しく入力したのに、届かなかった」
- 「商品が偽物だった。返品交渉は困難」
- 「クレカが不正利用されて怖くなった」
■ 見えてくる共通点
- セラーによって当たり外れが大きい
- サポートの壁(言語・文化・対応速度)がある
- 価格の安さ=リスク込みと割り切る必要がある
AliExpressは、「中華圏のネットバザール」と理解して利用することで、過度な期待や不満を避けることができます。
9. AliExpressで個人情報を守りながら買い物するには
AliExpressは、圧倒的な価格の安さや日本では手に入らない商品を見つけられる魅力がある一方、個人情報の管理やトラブル対応には注意が必要です。
■ 安全に利用するための4つのポイント
- 支払い方法はPayPalやバーチャルカードを選ぶ
→ クレジットカード情報の漏洩リスクを最小限に - 信頼できるセラーを選ぶ(評価4.8以上・レビュー多数)
→ 商品品質や配送トラブルのリスクを軽減 - トラブル時の対応方法を把握しておく
→ 紛争対応の仕組みを理解し、スムーズに返金対応へ - 過度な個人情報(正確すぎる住所や電話番号)は控える
→ 個人情報の不要な拡散を防止
■ こんな人には向いています
- 海外通販に慣れている人
- 安さ重視で、多少のリスクを許容できる人
- 少額の買い物から始めて試したい人
逆に、「トラブル対応に不安がある」「言語に自信がない」「カード情報を守りたい」人には、Amazonや日本国内の通販サイトや代行業者を利用する方が安心です。