「原神や鳴潮をPCで遊ぶには、高性能ゲーミングPCが必要」と思っていませんか?
しかしそれ、アフィリエイト紹介手数料目的で“高いパソコン”を勧める記事かもしれません。
筆者のノートPC(Ryzen 7 7730U/内蔵Radeon Graphics)でも、Google Play Games(ベータ)を使えば、快適に動作しました。その方法とポイントを解説します。
グラボなしノートパソコンで原神・鳴潮が遊べる理由
筆者のノートPCスペックと実体験(Ryzen 7/16GB RAM)
「原神」や「鳴潮」はグラフィックが美しく、高負荷なスマホゲームとして知られています。そのため、ネット上では「グラフィックボード(GPU)を搭載したゲーミングノートパソコンが必要」という意見が多く見られます。
しかし、筆者が実際に使用しているノートパソコンは、グラボなし(内蔵GPU)の構成です。以下が筆者の使用環境です
- CPU:AMD Ryzen 7 7730U
- グラフィック:Radeon Graphics(内蔵GPU)
- メモリ:16GB RAM
- ストレージ:SSD搭載
- OS:Windows 11 Home
- エレコムのゲームコントローラー
このスペックで、「原神」も「鳴潮」もGoogle Play Games(ベータ)を使うことで問題なくプレイ可能でした。快適度はプレイスタイルによりますが、普通にストーリー進行や日課消化には十分な性能です。
内蔵GPU(iGPU)でも原神・鳴潮は動く!AMD・Intelどちらも対応可能
「内蔵GPU=ゲームは無理」と思っていませんか?
確かに数年前までは、グラフィックボード(GPU)非搭載のノートパソコンでは、3Dゲームの起動すら困難でした。しかし現在の内蔵GPU(iGPU)は性能が大きく進化しています。
たとえば
- AMD Ryzen 7000番台以降に搭載されているRadeon Graphics
- Intel第11世代以降のCPUに搭載されているIntel Iris Xe Graphics
この2つは、どちらも軽めの3Dゲームや動画編集まで対応できる性能を持っています。
とくにGoogle Play Games(ベータ)を使う場合は、スマホ向けに最適化されたアプリゲームを起動するため、グラフィック処理の負荷が少なく、以下のような利点があります
- 重たいインストールが不要(クラウド的動作に近い)
- 描画処理が最適化されているため、iGPUでもスムーズ
- キーボードでもゲームコントローラーでもOK
筆者はAMD Ryzen 7 7730U + Radeon Graphicsで実際に原神や鳴潮をプレイできていますし、Intel Iris Xe Graphicsでもプレイ報告が多数あります。
「高性能ゲーミングノートが必須」というのは本当か?
「原神 ノートパソコン おすすめ」と検索すると、ほとんどのサイトが十数万円以上のゲーミングノートを紹介しています。しかし、その多くはアフィリエイト(紹介料目的)です。
確かに、最高画質で60fpsを出したいなら高性能なゲーミングノートが必要ですが、「日課をこなす」「ストーリーを進める」だけならそこまでのスペックは不要です。
重要なのは、
- メモリ(RAM)を8GB以上、できれば16GB
- SSD搭載(HDDはNG)
- Google Play Games(ベータ)に対応したCPU世代
この条件を満たすノートパソコンなら、グラボがなくても原神・鳴潮は問題なく遊べます。
Google Play Games(ベータ)とは?|エミュ不要で快適!
Google公式のPC向けAndroidゲームプラットフォーム
Google Play Games(ベータ)は、Googleが公式に提供しているWindows向けのAndroidゲーム実行環境です。いわゆる「Androidエミュレーター」とは異なり、Google自身が最適化を行っており、セキュリティや安定性においても非常に信頼できます。
主な特徴は
- スマホと同じGoogleアカウントでログイン可能
- Androidスマホのデータと同期できる
- マウスとキーボードに対応した操作性
つまり、PCにGoogle Play Gamesをインストールするだけで、原神や鳴潮のようなスマホゲームをグラボ無しPCでもスムーズに遊べる環境が手に入るのです。
Bluestacksとの違い|セキュリティと軽さが段違い
多くのユーザーは「Bluestacks」「NoxPlayer」などのエミュレーターを使ってPCでゲームを遊ぼうとします。しかし、以下のような懸念点があります:
- 不正な広告や不要なアプリが表示されることがある
- ウイルス・マルウェアリスクがゼロではない
- 高いスペックを要求される(重たい)
一方でGoogle Play Games(ベータ)はGoogle製。広告もマルウェアもなく、Android OSの純正環境であるため安心・軽量・クリーンに動作します。
グラボのないノートパソコンでも使えるのは、こうした軽量設計とGoogleの最適化技術によるものです。
鳴潮・原神などの対応ゲームを確認する方法
Google Play Gamesには「対応ゲーム一覧」が用意されており、随時アップデートされています。鳴潮や原神のような人気スマホゲームも、すでに対応されています。
確認方法は以下のとおりです
- Google Play Games(ベータ)をPCにインストール
- 起動後、「ライブラリ」または「おすすめ」から検索
- 対応ゲームには「プレイ」ボタンが表示される
非対応の場合でも、将来的に対応が追加される可能性があります。すでに鳴潮や原神はGoogle Play Gamesで起動可能であり、動作確認が進んでいます(※クラウドプレイやAPK導入も併用可)。
なぜ“高いPC”を勧める記事が多いのか?|アフィリエイトの裏事情
「おすすめPC」は本当に必要なのか?
「原神をPCでプレイするなら、このゲーミングノートがおすすめ!」
このような文言をよく見かけませんか?確かに、性能の高いパソコンであれば、原神も鳴潮も高画質・高フレームレートで遊べるのは事実です。
しかし、それが“本当に必要”かは別問題です。
特に「日課をこなす」「ストーリーを進める」程度の遊び方であれば、そこまでの性能は必要ありません。グラフィック設定を中程度に落とし、Google Play Gamesの最適化を活用すれば、グラボなしのノートPCでも十分に動作します。
紹介料目的で“重いゲーム”を強調している闇
多くの「おすすめゲーミングPC」紹介記事は、アフィリエイト収益を目的としています。
つまり、リンクから高額なPCが売れるほど、報酬が増える仕組みです。
そのため、
- 「原神は激重ゲーム!」
- 「鳴潮はハイエンドGPU必須!」
…と不安を煽るような表現が意図的に使われていることもあります。
しかし実際には、Google Play Gamesベータ版を使えば、これらのゲームはスマホ向けに最適化された軽量版が動作するため、GPUの負担はかなり小さくなります。
ユーザーが本当に求めているのは「楽しく遊べる最低限の環境」です。
無駄な出費を防ぐには、“紹介目的の記事”と“実体験ベースの記事”を見極めることが大切です。
本当に必要なスペックとは何か?ユーザー目線で解説
筆者が実際に使っているPCは、以下のような“普通のノートパソコン”です
- CPU:AMD Ryzen 7 7730U
- GPU:Radeon Graphics(内蔵GPU)
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 512GB
- OS:Windows 11
これで鳴潮は普通に毎日プレイしてます。
原神もプレイ可能です。
必要なのは、
- 8GB以上(できれば16GB)のメモリ
- SSD搭載(HDDは不可)
- 第11世代以降のIntel CPU または Ryzen 5000以降のCPU
つまり、「原神 ノートパソコン グラボなし」で検索しているユーザーには、10万円以下のミドルレンジノートPCでも対応可能なケースが多いということです。
グラボ無しノートで快適に遊ぶための工夫とポイント
ゲーム内のグラフィック設定は「中」程度で十分
原神や鳴潮は、最高画質でのプレイが前提ではありません。グラフィック設定を「中」や「低」に調整すれば、内蔵GPUでも十分スムーズに動作します。
例えば、以下のような設定変更が有効です
- 解像度を1366×768またはフルHDで制限
- 影・反射・エフェクトを「中」または「低」に
- FPS制限を30fpsに設定(安定動作)
このように設定を工夫するだけで、ゲーム体験が一気に快適になります。無理に「高」で動かそうとしないことがコツです。
Google Play Gamesで自動最適化される利点
Google Play Games(ベータ)は、AndroidアプリをWindows上で最適化して動作させる仕組みです。従来のエミュレーターとは異なり、Google公式の技術によって軽量かつ安定した動作が実現されています。
とくに以下の点で有利です
- スマホゲーム特有のグラフィック負荷が大幅に軽減
- マウス・キーボード操作が最初から対応済み
- Googleアカウント連携でスマホ版とデータ共有が可能
つまり、「Google Play Games 原神」や「Google Play Games 鳴潮」などで検索するユーザーにとって、最も現実的な選択肢だといえます。
メモリ16GBの恩恵と軽さを実感する場面
実際にプレイしてみて感じたのは、メモリ容量の重要性です。
原神や鳴潮はゲームの起動時にそれなりの容量を消費します。Google Play Gamesを使う場合も、同様に8GBではやや心許ない場面があると感じました。
メモリが16GBあると
- ゲームプレイ中の動作が安定する
- ChromeやDiscordなど他のアプリと同時使用が可能
- 読み込みや場面切り替えがスムーズ
つまり、「グラボなし 原神」でも、メモリがしっかりあれば十分快適に遊べるのです。
まとめ|原神・鳴潮は「普通のノートPC」でも遊べる!
高いPCを買う前に伝えたいこと
「原神 ノートパソコン グラボなし」「鳴潮 ノートPC 動作環境」といったキーワードで検索しているあなた。高いゲーミングノートは本当に必要ありません。
- Google Play Gamesを使えば、スマホ向けに最適化された軽いゲーム版が起動
- 内蔵GPU(Radeon Graphics / Iris Xe Graphics)でも起動実績あり
- メモリとSSDさえ押さえれば、十分快適に遊べます
もちろん、高FPSでAPEXなどがっつりやりたい方は、ゲーミングPC一択でしょう。
まずはGoogle Play Gamesをインストールして試してみよう
百聞は一見にしかずです。
Google Play Games(ベータ)は無料で使えますし、インストールも数分で完了します。
対応ゲームかどうかもすぐに確認できるので、「とりあえず動かしてみる」ことをおすすめします。
「原神や鳴潮は重いから無理」と決めつけず、自分のノートPCの可能性を試してみましょう!